備前焼のできるまで

いーものいち
- HOME - ご利用案内 - 送料・お支払い方法 - 贈り物の場合 - カートの使い方 - 器の扱い方 - お問い合わせ
- -
備前焼
- -
-
萩焼
- -
-
備前焼・茶器
備前焼

備前焼のできるまで
備前焼・原土
備前中興の祖といわれる金重陶陽は「米より土が大事」と、土をかんで自分の用いる土を吟味したというエピソードは有名です。吐き出すようななまずいものは良くなく、いい土なら飲み込んでしまうということです。 土は伊部の観音土などのヒヨセがよく使われますが、これは伊部の田の底に層をなしている黒っぽい粘土で、冬の農閑期に、二メートル近い田の底から採掘し、この原土を乾燥して細かく砕き、陽の当たらない場所にできるだけ長い期間寝かせます。陶陽の場合、大体十年間ぐらい貯蔵した土だけを使っていたそうです。 
備前焼・成形
成形は手作りと轆轤(ロクロ)にわかれます。一般的に花器や茶陶等の小物は轆轤を用い、置物等の細工物は手作りですが、型ぬきで作ることもあります。成形した作品は、自然乾燥させますが、その期間は人によって違い、よく乾燥させてから素焼きせずに窯詰めします。
 
備前焼・成形
備前焼・窯詰め
釉薬や絵筆を使わない備前焼にとって、焼けの良否はこの窯詰めで決まります。胡麻が横に流れた方が味の出るものの時は、横にしてつめるとか、計算して、作品を立てたり、横にしたり、作品の上に牡丹餅を出すために小さな作品を置いたり、寝かしたりと、作家が最も神経を使う重要な作業です。
 
備前焼・窯詰め
備前焼・窯焚き

 備前焼では通常、伐採してから半年ほど乾かした、岡山県の県木、赤松の薪を大量に使います。最近は重油やプロパンガスを併用し、ほとんどの人があぶりに使用しており、火入れ以降の窯焚きの経過は下記のようになります。

備前焼・窯焚き11〜2日「もせとり」60度〜150度で窯内の湿気を抜きます。
3〜5日「あぶり」火入れから4〜5日間、800度前後まで温度を上げ焚き続けます。
6〜9日「中焚」1,100度くらいに上げ、3〜4日割り木を調節しながら1200度を上限として1150度を維持します。
10〜13日 最終段階で何度かの「大焚き」をして作品に窯変を求めます。

約13日間焚いた後、炭を振り落とします。1200度の窯の中は炭が一時に燃え上がり、まわりの酸素を吸収し窯の中は一種の酸欠状態になり、還元作用が起こります。備前特有の桟切の模様はこの時の還元作用によって出てきます。

備前焼・窯焚き2炭入れが終わると登窯の一番を15〜16時間、二番を約12時間、ケドを18時間と登窯の上へ上へと焚きあげ炭入れします。その後各部屋とも密閉します。窯焚きにかかった赤松の割り木の総数は約20,000本にもなります。 作家にとって窯焚きは命がけの大仕事であり、年に一回しか窯焚きしない作家もいます。

備前焼・窯出し

 半月焚かれた窯は約一週間かけて常温近くまで冷やします。そして、いよいよ最も感動の一瞬、窯開きです。こうして窯から取り出した作品にサンドペーパーをかけてきれいに灰をとり、よく水洗いしてようやく作品が完成します。

 
-
ページ上に
-
 
HOME特定商取引法に基づく表記プライバシーポリシーサイトマップ相互リンク
 
Copyright(C) 2001-2008 備前焼・萩焼 いーものいち All rights reserved