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貫入(釉のひび)のある器は、使用前に水かぬるま湯に浸して、水分を十分にを吸わせてから料理を盛り付けると、器に料理の臭いが移らず汁気や油分が染み込みにくくなります。(水なら約1時間、ぬるま湯なら約20分が目安)貫入に一度料理の汁気が染み込んでしまうと落としにくく、せっかくの美しい貫入も台無し、汚れた感じになってしまうので注意しましょう。
また備前焼(焼成の器)に冷たい料理を盛る場合は、料理をのせる10分〜1時間前に水につけておくだけで、臭いや汚れがつきにくくなり、しっとりした艶が出て、器自体も鮮やかに見え、器全体の持ち味を生かすことができます。大切なお客様の来客予定がある時などは、前日から水の中に浸しておけば、よりいっそう味わい深いものとなります。
温かい料理の場合は、50度くらいのお湯に浸けて、器を温めると同時に水をしみ込ませておくと、汁気や油分の侵入を防ぐことができます。

備前焼の徳利を熱湯の中に直接入れると急激な温度の変化で破損することがあります。お酒を燗(カン)する場合は、別の容器で燗をして、あらかじめ温めたお酒を備前焼の徳利に移すのが良いでしょう。
ほとんどの食器はあたため程度なら問題ありませんが、そのときはなんでもなくても、長期間使っていると割れることがあります。大切な器、高価な器は、できれば電子レンジでは使用しない方が無難でしょう。 |